[:ja]2015.10.30 Sustainavision Monthly News Letter Vol.29 : 持続可能な砂糖調達

ロンドン在住サステナビリティ/CSRコンサルタント・サステイナビジョンの下田屋です。先程ロンドンに戻ってきました。ロンドンも今日はそれほど寒くなかったようで東京と変わらない感じでした。でもこの週末は10℃前後までなるということで、一足早く冬に突入します。日本の皆さんはこれからどんどん寒くなると思うので、どうぞ体調管理に十分気を付けてください。

このニュースレターは、欧州・英国ロンドンからCSR(企業の社会的責任)/サステナビリティについて、ご連絡をさせていただいております。(お名刺交換をさせて頂きました方、当社主催の講習会にご参加頂ききました方、欧州CSR戦略和訳のダウンロードをして頂いた方等ご縁があった方々にご連絡をさせていただいております。)

今回は、「持続可能な砂糖調達」についてご報告させていただきます。

(Monthly News Letterの定期購読はこちらから)
————————————————————————————————

現在サプライチェーン上では、パーム油、カカオなどの原材料の問題がクローズアップされ、その解決の為に様々な努力がなされていると思いますが、日頃の食生活には欠かせない「砂糖」についてはどうでしょうか?もしかしたら「砂糖?」と思う方もいるかもしれません。パーム油などと比較すると関心は低いかもしれませんが、EUの動向も踏まえ英国では「持続可能な砂糖」に関するカンファレンスが開催されるなど、砂糖のサプライチェーンにおいて発生している問題について議論されているのです。

Sugar cane farmer                                    Photo: Transterra Media / Barcroft/Transterra Media / Barcroft

砂糖産業についての問題は、歴史がとても古く、欧州の植民地政策の時代にさかのぼります。砂糖原料の生産では歴史上奴隷労働が行われ、欧州各国の需要に応え繁栄を支えてきた経緯があるのです。この植民地時代の償いの意味合いから、EUでは1962年共通農業政策(CAP)が、EU加盟国の農家を保護するとともに、EU諸国の旧植民地の地域(アフリカ、カリブ海、太平洋諸国)の砂糖の生産において保護する特恵的地位を与えていました。
しかし、EUにおいては砂糖分野での国際競争力の低下や砂糖価格の上昇を招いてしまい、砂糖の輸出国であるオーストラリア、ブラジル、タイなどとの競争、また製品の製造で砂糖を大量に使用する欧州の食品・飲料企業からのプレッシャーもあがっていました。そしてこの対応のためEUは2015年末までで旧植民地の砂糖農家への保護を終了する方針としました。しかしこれらの旧植民地の砂糖農家は小規模農家がほとんどであり、価格の低下など国際競争に晒され運営が困難な状況になることが予想されているのです。英国政府によると、この影響により2020年までに20万人もの砂糖農家が貧困に陥る可能性があるとされています。

砂糖の原料には、てん菜(砂糖大根)とサトウキビの2つの農作物があります。この砂糖の原料調達における課題として、欧州でも栽培されるてん菜は、気候変動、水の有効・効率的使用、生物多様性管理などの問題を抱え、また主に熱帯地方で栽培されるサトウキビは、児童・強制労働や土地収奪などの人権侵害、また農薬使用、焼畑、気候変動による水ストレスなどの環境上の問題があるといいます。

英ガーディアン紙によると、カンボジアは、特恵関税制度の適用によりEUへの砂糖の輸出が非課税になっておりEUへの砂糖の大量輸出国ですが、2006年からは企業の介入により、サトウキビのプランテーションがさらに活発になりました。しかし、開発に当たってコンサルテーションや環境影響評価などの手順を一切踏むことなく、先住民族の土地がプランテーションの為に収奪され利用されています。先住民族は、生活のために止む無く強制的にプランテーションで働かざるを得ず、それら強制労働とともに児童労働も行われています。この一件で、EUの砂糖製造最大手であるテイト&ライル社が、同社のサプライヤーであるタイのKSLグループとともに行っているとして、2013年カンボジアの先住民に英国で訴訟を起こされています。(現在も訴訟継続中)
近年砂糖原料を使用する業界は食料品業界に留まらず、原料のサトウキビを使用して、生分解性プラスチック、バイオ燃料の製造といった化学工業やエネルギー産業にも関わるものとなっています。

日本は砂糖についての自給率は低く、海外からの輸入にほとんど頼っている状況ですので、今後このように産業をまたいで、関連企業がサプライチェーンの上で、どのように持続可能な形で毎日の食に関わる砂糖の原料を調達するのか、またプラスチックやバイオ燃料の原料として調達するのかが、非常に重要となってくると思われます。
(おわり)

———————————————————————————–

<イベント情報>
 【Innovation Forum イベント】

弊社とInnovation Forumとの提携によりコード「 SustVision15」をお申込みの際に入力されますと以下のイベントが15%割引となります。

・How business can tackle deforestation
Innovation in Sustainable Forestry: Technology, Risk and Collaboration:
開催日:2015年11月2日・3日
場所:ロンドン
※森林破壊に関係する問題、企業・NGOとの協働など議論します。

・Why current consumer engagement fails – and how to fix it
1 day of difficult debate about reality and solutions
・開催日:2015年11月9日
・場所:ロンドン
※消費者に対するエンゲージメントについてどのように実施したら良いのか議論します。

・Sustainable seafood sourcing
How business can manage global risk and collaborate for sustainable improvements
・開催日:2015年11月25日・26日
・場所:ロンドン
持続可能な漁業、業界はどの変わるべきか、漁業のサプライチェーンに関わる人権問題、認証が機能するのかなどを議論します。
———————————————————-
【Ethical Corporation イベント】

・The 9th Annual CR Reporting and Communications Summit
・開催日:2015年11月10日・11日
・場所: Tower Bridge Hilton

・The 10th Annual Sustainable Supply Chain Summit Europe
・開催日:2015年11月10日・11日
・場所: Tower Bridge Hilton
———————————————————-
・英国Modern Slavery Act2015セミナー 
・主催:JETRO London
・講師:下田屋&TwnetyFifty
・場所:JETROロンドン事務所

————————————————————————

<編集後記>

今回の日本での滞在は、また新たな出会いがたくさんあり、本当に多くの方々とお会いすることができました。お会いさせていただきました方ありがとうございました。まず当方が主催する英国IEMA認定サステナビリティ(CSR)プラクティショナー資格講習を10月15日・16日に開催いたしましたが、今回諸事情で参加できなくなくなってしまった方々がおり、最終的に13名の方に参加いただきました。この講習会は、私と参加者、あるいは、参加者同志の双方向でディスカッションを行い全員参加としているので、いつも本当に様々なディスカッションが繰り広げられます。今回も、非常に活発にディスカッションがなされ大変盛り上がりました。また自分が発言したい時に発言し、いつでも質問できるので、学びの効果も高いようです。
また、10月21日には、サステナビリティ会計事務所様、サスティビー・コミュニケーションズ様主催の「CSR特講」にてお話させていただく機会をいただきました。こちらはなんと!190名が登録されほぼ満席でした!今まで私の講習会やセミナーに参加いただいた方々もいらっしゃり、この機会にお顔を拝見しお話させていただくことができて良かったです。また、この「CSR特講」で私がお話させていただく冒頭のところで、CSR部門の方々がどの程度、CSRに携わられているかを手を上げていただき確認をさせていただいたところ、約30%が1年以内、約30%が2年以内、約20%が3年以内で、4年以上の方が20%と2年以内で過半数を超え、3年以内であればほぼ8割と相当多いことにびっくりいたしました。今回すべての方と直接お話することはできませんでしたが、ご参加いただきました方ありがとうございました。またどちらかでお会いすることがあれば是非お声かけください。

さて、来月11月は、欧州で興味深いカンファレンスや研修が非常に多く開催されます。
以下列挙しますと、
・ 「Deforestation」主催:Innovation Forum 11/2&3 於ロンドン
・ 「英国Modern Slavery Act2015半日研修」 主催:TwentyFifty 11/4於ロンドン
・ 「Consumer Engagement」 主催:Innovation Forum 11/9 於ロンドン
・ 「CR報告とコミュニケーション・サミット」 主催: Ethical Corporation 11/10&12於ロンドン
・ 「サプライチェーン・サミット」 主催: Ethical Corporation 11/10&12於ロンドン
・ 「英国Modern Slavery Act2015セミナー」 主催:JETRO London 講師:下田屋&TwnetyFifty於ロンドン
・ 「第4回国連ビジネスと人権フォーラム」 主催:国連 11/16-18於ジュネーブ
・ 「Sustainable Seafood sourcing」 主催:Innovation Forum 11/25&26於ロンドン

私は上記全てに参加する予定としておりますので、もし上記に参加される方がいらっしゃいましたら、また現地でお話させていただければと思います。そして、私はこれらの情報を皆さんにメディアでの寄稿やセミナーを通してまたお伝えできればと思っています。もしご関心のある場合には、どのようなことにご興味があるのか御連絡いただければ幸いです。
それでは日本は暖かくなったり寒くなったりと温度への対応が大変で体調管理が大変だと思いますが、どうぞ風邪などひかれないようにご自愛ください。
また皆さんにお会いできる機会を楽しみにしています。

(サステイナビジョン下田屋)


最近の寄稿記事はこちらから

【オルタナオンライン】
英国で議論、持続可能な「砂糖調達」とは――下田屋毅の欧州CSR最前線(46)
・欧州発の循環経済を推進する「エレン・マッカーサー財団」 ――下田屋毅の欧州CSR最前線(45)
・トリプル・ボトム・ラインを実践する世界のリーダー ノボノルディスク――下田屋毅の欧州CSR最前線(44)

・真に持続可能な綿花栽培を目指す「ベター・コットン・イニシアティブ」――下田屋毅の欧州CSR最前線(43)

【東洋経済オンライン】
・インテルにできて、日本企業に足りない戦略- なぜ従業員にCSRが浸透しないのか
・イケアにあって、日本企業にはない経営哲学 – CSR成功のカギはトップダウンにあり
・日本企業は、「水リスク」への意識が低すぎる – コカ・コーラが誇る、水リスク管理術とは?

【CSOネットワーク】
・エレン・マッカーサー財団インタビュー
・ 「第3回国連ビジネスと人権フォーラムについて(報告)」

【レスポンスアビリティ”サスナビ!”】
ビジネスが取り組むべき人権とは?
・あなたも奴隷を使っている!?
・競争相手とすら手を組んで水リスクに備える海外の先進企業たち
・CSOが推し進めるイケアのサステナビリティ戦略

【サステナビリティ・コミュニケーション・ハブ】
・共感を呼ぶ、行動につなげる「サステナブル・ストーリングテリング」
・企業のESG情報はどのように収集・活用されているか(ブルームバーグ)
・マークス&スペンサーが実践するサステナビリティ

【ZUUオンライン】
・VWショックのいま、改めて欧州のCSRについて考える

【シータス&ゼネラルプレス】
・CSVとネスレの人権に関する取り組み:後編(2014/5/6)
・CSVとネスレの人権に関する取り組み:前編(2014/5/6)
・Q: CSRを取締役に持ち込むために、利益・恩恵をベネフィットとして金銭換算することの重要性と事例を教えてください
・サステイナビジョン下田屋毅氏に質問!――マークス&スペンサーのCSR戦略(2014/1/17)

【ブレーンセンター】
CSRの推進に不可欠な社内浸透教育の重要性(その1)
CSRの推進に不可欠な社内浸透教育の重要性(その2)
CSRの推進に不可欠な社内浸透教育の重要性(その3)

***********************************************************
サステイナビジョン ( Sustainavision Ltd. Company No. 7477687)
下田屋 毅
Takeshi Shimotaya (MBA, MSc, CSR-P, 環境プランナーER)
Managing Director, Japan Foundation London CSR Seminar project adviser
ビジネス・ブレークスルー大学講師(担当科目:CSR)
住所: International House, 24 Holborn Viaduct, City of London,
London EC1A 2BN, The United Kingdom
Website: http://www.sustainavisionltd.com/
Twitter: @tshimotaya
Facebook: http://www.facebook.com/sustainavision
在英日本商工会議所会員企業
***********************************************************

This e-mail message, its attachments, and contents are confidential and Sustainavision Ltd reserves all rights of privilege in respect thereof. The message is intended for the use of only the addressee(s) and if you are not the intended recipient, any use, disclosure or copying of this message is unauthorised. If you have received this e-mail in error please notify the sender and delete the message. Any opinions expressed in this e-mail by the author are not necessarily the company. Sustainavision Ltd Registered Office: International House, 24 Holborn Viaduct, City of London, London EC1A 2BN, The United Kingdom. Registered in England & Wales No. 7477687[:en]2015.10.30 Sustainavision Monthly News Letter Vol.29 : 持続可能な砂糖調達

ロンドン在住CSR/サステナビリティコンサルタント・サステイナビジョンの下田屋です。

このニュースレターは、欧州・英国ロンドンからCSR(企業の社会的責任)/サステナビリティについて、ご連絡をさせていただいております。(お名刺交換をさせて頂きました方、当社主催の講習会にご参加頂ききました方、欧州CSR戦略和訳のダウンロードをして頂いた方等ご縁があった方々にご連絡をさせていただいております。)

今回は、「持続可能な砂糖調達」についてご報告させていただきます。

(Monthly News Letterの定期購読はこちらから)
————————————————————————————————

現在サプライチェーン上では、パーム油、カカオなどの原材料の問題がクローズアップされ、その解決の為に様々な努力がなされていると思いますが、日頃の食生活には欠かせない「砂糖」についてはどうでしょうか?もしかしたら「砂糖?」と思う方もいるかもしれません。パーム油などと比較すると関心は低いかもしれませんが、EUの動向も踏まえ英国では「持続可能な砂糖」に関するカンファレンスが開催されるなど、砂糖のサプライチェーンにおいて発生している問題について議論されているのです。

Sugar cane farmer                                    Photo: Transterra Media / Barcroft/Transterra Media / Barcroft

砂糖産業についての問題は、歴史がとても古く、欧州の植民地政策の時代にさかのぼります。砂糖原料の生産では歴史上奴隷労働が行われ、欧州各国の需要に応え繁栄を支えてきた経緯があるのです。この植民地時代の償いの意味合いから、EUでは1962年共通農業政策(CAP)が、EU加盟国の農家を保護するとともに、EU諸国の旧植民地の地域(アフリカ、カリブ海、太平洋諸国)の砂糖の生産において保護する特恵的地位を与えていました。
しかし、EUにおいては砂糖分野での国際競争力の低下や砂糖価格の上昇を招いてしまい、砂糖の輸出国であるオーストラリア、ブラジル、タイなどとの競争、また製品の製造で砂糖を大量に使用する欧州の食品・飲料企業からのプレッシャーもあがっていました。そしてこの対応のためEUは2015年末までで旧植民地の砂糖農家への保護を終了する方針としました。しかしこれらの旧植民地の砂糖農家は小規模農家がほとんどであり、価格の低下など国際競争に晒され運営が困難な状況になることが予想されているのです。英国政府によると、この影響により2020年までに20万人もの砂糖農家が貧困に陥る可能性があるとされています。

砂糖の原料には、てん菜(砂糖大根)とサトウキビの2つの農作物があります。この砂糖の原料調達における課題として、欧州でも栽培されるてん菜は、気候変動、水の有効・効率的使用、生物多様性管理などの問題を抱え、また主に熱帯地方で栽培されるサトウキビは、児童・強制労働や土地収奪などの人権侵害、また農薬使用、焼畑、気候変動による水ストレスなどの環境上の問題があるといいます。

英ガーディアン紙によると、カンボジアは、特恵関税制度の適用によりEUへの砂糖の輸出が非課税になっておりEUへの砂糖の大量輸出国ですが、2006年からは企業の介入により、サトウキビのプランテーションがさらに活発になりました。しかし、開発に当たってコンサルテーションや環境影響評価などの手順を一切踏むことなく、先住民族の土地がプランテーションの為に収奪され利用されています。先住民族は、生活のために止む無く強制的にプランテーションで働かざるを得ず、それら強制労働とともに児童労働も行われています。この一件で、EUの砂糖製造最大手であるテイト&ライル社が、同社のサプライヤーであるタイのKSLグループとともに行っているとして、2013年カンボジアの先住民に英国で訴訟を起こされています。(現在も訴訟継続中)
近年砂糖原料を使用する業界は食料品業界に留まらず、原料のサトウキビを使用して、生分解性プラスチック、バイオ燃料の製造といった化学工業やエネルギー産業にも関わるものとなっています。

日本は砂糖についての自給率は低く、海外からの輸入にほとんど頼っている状況ですので、今後このように産業をまたいで、関連企業がサプライチェーンの上で、どのように持続可能な形で毎日の食に関わる砂糖の原料を調達するのか、またプラスチックやバイオ燃料の原料として調達するのかが、非常に重要となってくると思われます。
(おわり)

———————————————————————————–

<イベント情報>
 【Innovation Forum イベント】

弊社とInnovation Forumとの提携によりコード「 SustVision15」をお申込みの際に入力されますと以下のイベントが15%割引となります。

・How business can tackle deforestation
Innovation in Sustainable Forestry: Technology, Risk and Collaboration:
開催日:2015年11月2日・3日
場所:ロンドン
※森林破壊に関係する問題、企業・NGOとの協働など議論します。

・Why current consumer engagement fails – and how to fix it
1 day of difficult debate about reality and solutions
・開催日:2015年11月9日
・場所:ロンドン
※消費者に対するエンゲージメントについてどのように実施したら良いのか議論します。

・Sustainable seafood sourcing
How business can manage global risk and collaborate for sustainable improvements
・開催日:2015年11月25日・26日
・場所:ロンドン
持続可能な漁業、業界はどの変わるべきか、漁業のサプライチェーンに関わる人権問題、認証が機能するのかなどを議論します。
———————————————————-
【Ethical Corporation イベント】

・The 9th Annual CR Reporting and Communications Summit
・開催日:2015年11月10日・11日
・場所: Tower Bridge Hilton

・The 10th Annual Sustainable Supply Chain Summit Europe
・開催日:2015年11月10日・11日
・場所: Tower Bridge Hilton
———————————————————-
・英国Modern Slavery Act2015セミナー 
・主催:JETRO London
・講師:下田屋&TwnetyFifty
・場所:JETROロンドン事務所

————————————————————————

<編集後記>

今回の日本での滞在は、また新たな出会いがたくさんあり、本当に多くの方々とお会いすることができました。お会いさせていただきました方ありがとうございました。まず当方が主催する英国IEMA認定サステナビリティ(CSR)プラクティショナー資格講習を10月15日・16日に開催いたしましたが、今回諸事情で参加できなくなくなってしまった方々がおり、最終的に13名の方に参加いただきました。この講習会は、私と参加者、あるいは、参加者同志の双方向でディスカッションを行い全員参加としているので、いつも本当に様々なディスカッションが繰り広げられます。今回も、非常に活発にディスカッションがなされ大変盛り上がりました。また自分が発言したい時に発言し、いつでも質問できるので、学びの効果も高いようです。
また、10月21日には、サステナビリティ会計事務所様、サスティビー・コミュニケーションズ様主催の「CSR特講」にてお話させていただく機会をいただきました。こちらはなんと!190名が登録されほぼ満席でした!今まで私の講習会やセミナーに参加いただいた方々もいらっしゃり、この機会にお顔を拝見しお話させていただくことができて良かったです。また、この「CSR特講」で私がお話させていただく冒頭のところで、CSR部門の方々がどの程度、CSRに携わられているかを手を上げていただき確認をさせていただいたところ、約30%が1年以内、約30%が2年以内、約20%が3年以内で、4年以上の方が20%と2年以内で過半数を超え、3年以内であればほぼ8割と相当多いことにびっくりいたしました。今回すべての方と直接お話することはできませんでしたが、ご参加いただきました方ありがとうございました。またどちらかでお会いすることがあれば是非お声かけください。

さて、来月11月は、欧州で興味深いカンファレンスや研修が非常に多く開催されます。
以下列挙しますと、
・ 「Deforestation」主催:Innovation Forum 11/2&3 於ロンドン
・ 「英国Modern Slavery Act2015半日研修」 主催:TwentyFifty 11/4於ロンドン
・ 「Consumer Engagement」 主催:Innovation Forum 11/9 於ロンドン
・ 「CR報告とコミュニケーション・サミット」 主催: Ethical Corporation 11/10&12於ロンドン
・ 「サプライチェーン・サミット」 主催: Ethical Corporation 11/10&12於ロンドン
・ 「英国Modern Slavery Act2015セミナー」 主催:JETRO London 講師:下田屋&TwnetyFifty於ロンドン
・ 「第4回国連ビジネスと人権フォーラム」 主催:国連 11/16-18於ジュネーブ
・ 「Sustainable Seafood sourcing」 主催:Innovation Forum 11/25&26於ロンドン

私は上記全てに参加する予定としておりますので、もし上記に参加される方がいらっしゃいましたら、また現地でお話させていただければと思います。そして、私はこれらの情報を皆さんにメディアでの寄稿やセミナーを通してまたお伝えできればと思っています。もしご関心のある場合には、どのようなことにご興味があるのか御連絡いただければ幸いです。
それでは日本は暖かくなったり寒くなったりと温度への対応が大変で体調管理が大変だと思いますが、どうぞ風邪などひかれないようにご自愛ください。
また皆さんにお会いできる機会を楽しみにしています。

(サステイナビジョン下田屋)


最近の寄稿記事はこちらから

【オルタナオンライン】
英国で議論、持続可能な「砂糖調達」とは――下田屋毅の欧州CSR最前線(46)
・欧州発の循環経済を推進する「エレン・マッカーサー財団」 ――下田屋毅の欧州CSR最前線(45)
・トリプル・ボトム・ラインを実践する世界のリーダー ノボノルディスク――下田屋毅の欧州CSR最前線(44)

・真に持続可能な綿花栽培を目指す「ベター・コットン・イニシアティブ」――下田屋毅の欧州CSR最前線(43)

【東洋経済オンライン】
・インテルにできて、日本企業に足りない戦略- なぜ従業員にCSRが浸透しないのか
・イケアにあって、日本企業にはない経営哲学 – CSR成功のカギはトップダウンにあり
・日本企業は、「水リスク」への意識が低すぎる – コカ・コーラが誇る、水リスク管理術とは?

【CSOネットワーク】
・エレン・マッカーサー財団インタビュー
・ 「第3回国連ビジネスと人権フォーラムについて(報告)」

【レスポンスアビリティ”サスナビ!”】
ビジネスが取り組むべき人権とは?
・あなたも奴隷を使っている!?
・競争相手とすら手を組んで水リスクに備える海外の先進企業たち
・CSOが推し進めるイケアのサステナビリティ戦略

【サステナビリティ・コミュニケーション・ハブ】
・共感を呼ぶ、行動につなげる「サステナブル・ストーリングテリング」
・企業のESG情報はどのように収集・活用されているか(ブルームバーグ)
・マークス&スペンサーが実践するサステナビリティ

【ZUUオンライン】
・VWショックのいま、改めて欧州のCSRについて考える

【シータス&ゼネラルプレス】
・CSVとネスレの人権に関する取り組み:後編(2014/5/6)
・CSVとネスレの人権に関する取り組み:前編(2014/5/6)
・Q: CSRを取締役に持ち込むために、利益・恩恵をベネフィットとして金銭換算することの重要性と事例を教えてください
・サステイナビジョン下田屋毅氏に質問!――マークス&スペンサーのCSR戦略(2014/1/17)

【ブレーンセンター】
CSRの推進に不可欠な社内浸透教育の重要性(その1)
CSRの推進に不可欠な社内浸透教育の重要性(その2)
CSRの推進に不可欠な社内浸透教育の重要性(その3)

***********************************************************
サステイナビジョン ( Sustainavision Ltd. Company No. 7477687)
下田屋 毅
Takeshi Shimotaya (MBA, MSc, CSR-P, 環境プランナーER)
Managing Director, Japan Foundation London CSR Seminar project adviser
ビジネス・ブレークスルー大学講師(担当科目:CSR)
住所: International House, 24 Holborn Viaduct, City of London,
London EC1A 2BN, The United Kingdom
Website: http://www.sustainavisionltd.com/
Twitter: @tshimotaya
Facebook: http://www.facebook.com/sustainavision
在英日本商工会議所会員企業
***********************************************************

This e-mail message, its attachments, and contents are confidential and Sustainavision Ltd reserves all rights of privilege in respect thereof. The message is intended for the use of only the addressee(s) and if you are not the intended recipient, any use, disclosure or copying of this message is unauthorised. If you have received this e-mail in error please notify the sender and delete the message. Any opinions expressed in this e-mail by the author are not necessarily the company. Sustainavision Ltd Registered Office: International House, 24 Holborn Viaduct, City of London, London EC1A 2BN, The United Kingdom. Registered in England & Wales No. 7477687[:]